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ウェアラブル業界で試作をお考えの方へ

PlaQuickでは、ウェアラブル機器の試作においても数多くの実績があります。
量産時と同じ樹脂材料を使用した射出成形による試作を、短納期でご提供可能なため、開発スピードの加速や実機に近い性能評価を目的とした試作に最適です。

ウェアラブルデバイスは身体に直接装着されることが多いため、「軽量性」「耐衝撃性」「耐久性」「意匠性」など多くの要求特性を満たす素材選びが重要ですが、PlaQuickはウェアラブル機器ならではの要求特性に応じた材料のご提案も可能です。
筐体・ベルト・ボタンなどの外装部品から、内部構造部品まで、プラスチックによる試作でお困りの方は、ぜひPlaQuickにご相談ください。

ウェアラブル業界で使用されることが多い樹脂材料 3選

①PC/ABS(ポリカーボネート+ABSアロイ樹脂)

PC/ABSは、ポリカーボネートの耐衝撃性・耐熱性と、ABSの加工性・表面外観の良さを併せ持つアロイ樹脂です。ウェアラブル機器の外装筐体など、デザイン性と強度の両立が求められる用途で多く用いられます。

塗装や印刷などの二次加工との相性も良いため商品性を高めたい場合にも適しており、成形時の寸法安定性にも優れているという特徴を持ちます。

その他の代表的な用途

自動車業界 インストルメントパネル、センターコンソール、内装部品
家電業界 ノートPCの筐体、プリンターの外装、テレビのバックカバー
医療機器業界 モニター筐体、操作パネル、携帯型診断機器の外装
OA機器業界 複合機のカバー部品、キーボード筐体
通信機器業界 ルーター、スマートフォン用周辺機器筐体

②POM(ポリアセタール)

POMは高い機械的強度と優れた摺動特性を持ち、内部の可動部品やジョイント部などの機構系部品に適しています。
摩耗しやすい部位や繰り返しの動作が必要な構造において、長期的な耐久性を担保できる点が強みです。

さらに耐薬品性にも優れているため、汗や皮脂などに晒されやすいウェアラブル機器にとって安心できる素材です。

※詳しくはこちら:POMの特徴や試作・成形の代表的な用途

その他の代表的な用途

自動車業界 ウィンドウレギュレーター、ドアロック部品、シート調整機構部
家電業界 ドアヒンジ、ローラー、巻取り部品
医療機器業界 点滴用ポンプのギア、薬剤注入機構部品
精密機器業界 歯車、カム、軸受、スライド機構部品
産業機械業界 自動組立機の可動部品、搬送装置のガイドレール

③ABS(塗装グレード)

ABSは、汎用性の高い樹脂材料として広く使われていますが、特に塗装適性を重視した「塗装グレードABS」は、ウェアラブル製品において意匠性を求める試作に適しています。
筐体などの外観部品において、塗装や蒸着処理を施すことで高級感を演出したいときに選ばれることが多く、短期間でビジュアル重視のモックアップを仕上げたい場合にも最適です。

PlaQuickでは、試作レベルの塗装であれば、同工場内で対応可能です。

※詳しくはこちら:ABSの特徴や試作・成形の代表的な用途

その他の代表的な用途

家電業界 冷蔵庫・洗濯機の外装パネル、掃除機カバー
玩具業界 高意匠プラスチック玩具(フィギュアやパズルなど)
文具・雑貨業界 電卓、ステーショナリーのボディ、装飾付き収納ケース
美容機器 美顔器・ドライヤー・脱毛器などの筐体
オーディオ機器業界 スピーカーのエンクロージャー、イヤホン筐体(塗装仕上げ品)

ウェアラブル業界でのPlaQuick試作事例

株式会社テレパシージャパン

株式会社テレパシージャパンのウェアラブル端末『TelepathyWalker』試作に、PlaQuick射出成形が採用されました。
株式会社テレパシージャパンは、スマートグラスなどのウェアラブル端末の企画から製造、販売、サポートまで一貫して行うIT機器業界の企業です。

PlaQuickは、『TelepathyWalker』の人間の頭に装着するアタッチメント開発にて採用されました。
このアタッチメントは、ウェアラブル機器を支えるある程度の強度と、痛くならない装着性(フィッティング)の両立が求められ、安価に短期間で試作・改良を繰り返す必要がありました。

PlaQuickを採用したことで、安価で少ロット、素材や特性の選択、着色にも対応した試作が実現。
特に金型を使った試作が2週間という短期間でできたことで、迅速な開発サイクルを実現し、目標達成に貢献しました。

※詳しくはこちら:【PlaQuick採用事例vol.2】ウェアラブル端末『TelepathyWalker』試作に採用

株式会社no new folk studio

株式会社no new folk studioのスマートシューズ『ORPHE TRACK』部品の試作に、PlaQuick射出成形が採用されました。

株式会社no new folk studioはIT機器業界の企業で、「ORPHE」というスマートシューズプラットフォームを提供しています。
現在は主にランナー向けに『ORPHE TRACK』というプロダクトを展開しており、プラットフォームに必要なセンサーモジュール、アプリ、シューズを開発しています。

プロダクトの耐久性が必要な箇所、具体的にはセンサーモジュールの筐体ならびにシューズのソールに軽くて丈夫な樹脂製パーツを使用したいという要望からPlaQuick射出成形が採用されました。

PlaQuick射出成形を採用したことによりセンサーモジュールならびにシューズの開発スピードを格段に上がり、図面の提供から現物確認までの時間が短くなり、結果的には迅速な開発サイクルを実現することができました。

※詳しくはこちら:【PlaQuick採用事例vol.7】スマートシューズ「ORPHE TRACK」部品の試作

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