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量産品に近い試作品ならPlaQuick射出成形

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「出来るだけ量産品に近いプラスチック試作品が欲しい」という時には、PlaQuick射出成形がオススメです。

 

量産品と同じ材料、方法で試作

出来るだけ量産品に近い試作品を作るためにはどうすれば良いでしょうか。量産と同じライン、作業者、設備、材料を用いて試作すれば良いのですが、コストや量産品の生産スケジュールへの影響を考えるとあまり現実的ではありません。

品質管理の用語に「4M変更管理」という言葉があります。4M、すなわちMan(人)、Machine(機械)、Method(方法)、Material(材料)が変わると品質が変わる可能性があるので、この4つの変更を管理して品質を維持しましょう、というものです。

逆に言えば、この4つを量産に近づければ近づけるほど、より量産品に近い試作品を作ることができるのです。量産と同じ人、機械での試作は難しいですが、量産と同じ方法、材料で試作することは可能です。プラスチック射出成形品の試作であれば、PlaQuick射出成形で実現することができます。

 

PlaQuick射出成形であれば、量産品の射出成形と同じ材料・方法で試作できる

プラスチック製品の成形方法には、真空成形や押出成形、インフレーション成形など様々な方法があります。最終的な量産品で想定している成形方法が射出成形であれば、PlaQuick射出成形を用いて、前述の4Mのうち‟Method(方法)”と‟ Material(材料)”を量産と合わせることができます。

例えば、ABS樹脂を使った製品の試作をしようとするとき、ABS樹脂のブロックを切削して形状を作る方法や、3DプリンタでABS樹脂を利用する方法も検討されます。ですが、これらの方法では量産と同じ「方法」とは言えません。プラスチックは意外と繊細な素材なので、加工方法が変わると同じ形状でも異なる物性(機械的強度など)を示します。

また一言で「ABS樹脂」といってもグレードは様々です。例えばPlaBase.comでABS樹脂を検索すると約170種類ものABS樹脂が出てきますが、それぞれ微妙に特性が異なります。当然、成形後の物性も異なりますので、やはり量産で使用するのと同じグレードで試作すると安心です。

 

試作では安く、早く金型を作る

量産と同じ「材料」「方法」で試作するにしても、「早く」試作できなければ意味がありません。では、どうしてPlaQuick射出成形では「早く」しているのでしょうか。カギは「金型」にあります。

量産と試作では、金型に求められる性格が異なります。 量産では、大量に安く生産することが求められます。成形サイクルを早めたり、1つの金型で複数の製品を成形(多数個取り)したり、何万回というショット数に耐えるようにする必要があります。当然、費用も時間もかかります。

それに対し、試作では、早く金型を作ることが求められます。 PlaQuick射出成形では、金型鋼ではなく、アルミなど切削性に優れた材料を利用します。また、金型の仕様も極力単純にし、複数個取りではなく1個取りが基本です。

当然、金型の耐久性や生産性は量産型に劣ります。量産型では数万〜数十万個の成形が当たり前ですが、PlaQuick射出成形では多くて数百個、材料によっては数十個が限界です。

試作というステージの中で「安く」「早く」を追求した工夫がされているのがPlaQuick射出成形です。お客さまから「試作型でそのまま量産したい」「金型を送ってほしい」という要望を頂きますが、改めて量産型を作る方が効率的です。

 

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