スマートメーター業界での試作をお考えの方へ
スマートメーターとは、電力・ガス・水道などのライフラインに関わるインフラ計量をデジタル化するIoT機器です。屋外・半屋外への設置が多く、紫外線・温度変化・降雨といった過酷な環境下での長期使用が前提とされます。外装ケース・表示窓・端子カバー・通信モジュールの筐体など、機器を構成するプラスチック部品は多岐にわたり、材料特性が製品の耐候性・絶縁性・意匠性に直結します。量産前に量産で使用される樹脂原材料で検証しておくことが、品質トラブルを未然に防ぐうえで欠かせません。
PlaQuickでは試作アルミ型を用いた射出成形により、量産と同じ樹脂材料でのスマートメーター向け部品の試作に対応しています。本ページで紹介するPC(ポリカーボネート)・AES(アクリロニトリル・エチレン・スチレン)は、いずれも射出成形での対応が可能で、最短5営業日での納品が可能です。
スマートメーター業界で使用されることが多い樹脂材料 2選
①PC(ポリカーボネート)
特徴
PC(ポリカーボネート)は、スマートメーターの「表示窓」「メーターカバー」「光センサー周辺部品」など、透明性と強度の両立が求められる部位に多く採用されています。ガラスの約250倍とも言われる高い耐衝撃性を持ちながら、優れた光透過性も兼ね備えているため、外光や計測値の視認性を確保しつつ、外力からの保護が必要な部品に最適です。
耐熱性も高く、連続使用温度は一般的に120〜130℃程度。スマートメーターは屋外で直射日光を受けることが多いため、この熱安定性は信頼性維持に重要な要素となります。また、高い寸法精度が得やすい素材でもあり、嵌合部品や取り付け精度が求められる部位にも適しています。
難燃グレードのPCも存在し、電気・電子機器の安全規格(UL94 V-0相当など)が求められる場面での採用実績もあります。スマートメーターは電気設備の一部でもあるため、難燃性は特に重視されるポイントです。
PlaQuickでは試作アルミ型による射出成形にてPC素材に対応可能です。最短5営業日から納品し、量産と同じ材料・工法で試作品を製作できるため、設計段階での素材検証に加え、嵌合テストや寸法確認まで一貫してサポートします。
その他の代表的な用途
②AES(アクリロニトリル・エチレン・スチレン)
特徴
AES(アクリロニトリル・エチレン・スチレン)は、ABSと似た優れた加工性を持ちながら、耐候性・耐UV性において大きく優れたエンジニアリングプラスチックです。屋外に長期設置されるスマートメーターの「外装ケース(ハウジング)」に採用される代表的な樹脂として注目されています。
AESの最大の特長は、その優れた耐候性です。紫外線による劣化・変色・脆化に強く、長期間の屋外使用でも外観・強度を維持しやすい素材です。ABSは耐UV性が低く屋外用途では塗装や表面処理が必要になることが多いのに対し、AESは無塗装でも高い耐候性を発揮します。スマートメーターのハウジングは10年以上の耐用年数が求められることも多く、この耐候性の差は製品寿命に直結します。
また、良好な耐衝撃性と剛性のバランス、そして発色性の良さも特長のひとつです。メーターの外装はカラーバリエーションや視認性が求められる場面もあり、AESの着色のしやすさはデザイン面でも優位性を発揮します。
PlaQuickでは試作アルミ型による射出成形にてAES素材に対応可能です。最短5営業日から対応しており、外装デザインの検討・嵌合確認・耐候性評価用サンプルの早期調達にご活用いただけます。材料グレードの選定や着色のご相談もお気軽にどうぞ。
その他の代表的な用途
スマートメーター業界でのPlaQuick試作事例
スマートメーターは屋外設置が多く、外装ケース・表示窓・端子カバーなど、耐候性・難燃性・電気絶縁性といった複数の特性が同時に求められる部品で構成されています。PlaQuickでは、そうした多様な要件に対応できるよう、取引材料メーカー30社以上のネットワークを活かした材料選定・調達から、試作アルミ型による射出成形まで一貫してサポートしています。
形状や素材のご要件をお伝えいただければ、最適な工法・グレードをご提案します。まずはお気軽にご相談ください。
※PlaQuickでは設備の都合により対応できない加工方法・樹脂もございます。詳細についてはお気軽にPlaQuickまでお問い合わせください。